狼が好んで食べる部位_2024

オオカミのイメージ

イヌはヒトと暮らしていく中で、肉食から雑食に適応しました。
雑食性の起源を研究し、

  • オオカミ時代から引き継いでいる肉食性
  • イヌが獲得した雑食性

を踏まえた愛犬のためのフードを考察する論文がありますので、そこからオオカミに関する気になった点を紹介します。

オオカミは「グリーントライプ」を食べていない?

  • オオカミは有蹄類(牛など)の第一胃内の部分的に発酵した植物性物質(グリーントライプ)を摂取しません。
  • 牛などの狩猟に成功した際、一般にオオカミは急速に体腔を開き、心臓、肺、肝臓、脾臓、腎臓などの内臓を食い荒らします。

1点目は、引用元論文も複数あり、オオカミがグリーントライプを好んで食べる、という話の真実味はかなり怪しいとPontelyでも考えています(昔、本BLOGで福原さんも取り上げてくださってます!)。どこが好きかと言うと、2点目の「心臓、肺、肝臓、脾臓、腎臓」をオオカミは好むようです。

[Image comparison: Common myth of eating tripe vs. scientific reality of organ consumption]

正しい情報こそが、毎日の食事への誠実さにつながる

何を好むかは結局個体差があり、最終的には、愛犬と向き合って好みを探っていくものだと思っていますが、
一般論としての好みを謳う場合は、論拠は正しい情報であるべきですし、
みなさんの愛犬が毎日体に取り込むモノを扱ってることもあり、尚一層気を付けていきたいと思います。

犬が持つ「甘み」への受容体と、これからの研究

また、引用した論文には、犬が「フルーティーで甘い」化合物に反応する D 型味覚受容体を持っているなどの研究結果があり、最新研究情報などが整理できましたら適宜公開していこうと思っています。